MEMBER INTERVIEW
数字ばかりに追われない営業へ!
DCビジネスで築く新たな働き方
DCコンサルタント協会 幹事
末次沙羅さん
活動エリア:神奈川県中心
専門分野:IFA・生命保険・DCアドバイザー
MEMBER INTERVIEW
DCコンサルタント協会 幹事
末次沙羅さん
活動エリア:神奈川県中心
専門分野:IFA・生命保険・DCアドバイザー
私はレストラン勤務を経て「コンシェルジュ」という言葉に惹かれ、保険業界に飛び込みました。顧客に寄り添い、一人ひとりの人生に合った提案をする——そんな理想を抱いていましたが、現実は月間や四半期で課される目標数字へのプレッシャーに追われる日々でした。
「もっと顧客に向き合いたい。でも、目の前の数字へのプレッシャーで思うようにできない…。」
業界に入って3年後、現在の所属先である総合金融代理店(株)バリュー・エージェントに転職し、ベテランの損害保険募集人の方々が長年にわたって築いてこられた顧客を一緒に担当させて頂けるようになり、状況は好転しました。
とはいえ、マーケット開拓への課題を自力では解消できないままで「この仕事を長く続けられるのか?」という不安は常に心の中に存在したままでした。
そんなとき、DCビジネスの存在を知りました。
DCビジネスを知ったのは、弊社の役員がDCコンサルタント協会に登録していたことがきっかけでした。最初の印象は「iDeCoや企業型DCも担当できるんだ・・・!」という驚き。そして「これなら顧客へのアプローチの幅も広がり、私らしい働き方に近づけるかもしれない」と感じるようになりました。
企業型DCは、役職員のみなさんの資産形成をサポートし、企業にとっても長期的・持続的な価値提供ができる仕組みです。また、私が所属する(株)バリュー・エージェントは、保険にとどまらず資産運用や住宅ローンなど幅広い分野を扱う総合金融代理店。企業型DCの知識を学ぶことで、顧客の人生をより包括的にサポートできると確信しました。
こうして、私はDCコンサルタント®としての道を歩み始めました。
DCコンサルタント協会での研修では、専門知識に長けた方、理論を深める方、楽しくシンプルに伝える方など、さまざまなスタイルの講師から学ぶことができました。
彼らの姿を見て、「私もこのスキルを身につけ、実践し、お客様に伝えたい」と強く思ったことを覚えています。
企業型DCは、単なる税制優遇制度や金融商品ではなく、キャリアやライフプラン全体に関わるものです。そのため、顧客の価値観に寄り添う提案が求められます。
「お金のことを友人や家族に相談するのは、ハードルが高い」
そう感じる人は少なくありません。だからこそ、女性のDCコンサルタント®による柔軟で丁寧な対応が活かせる場面も多いと考えています。夢やお金の話を気軽にできる環境をつくることで、企業型DCの価値を多くの人に届けていきたいですね。
現在、女性のDCコンサルタント®はまだ少数派です。でもそれは裏を返せば、これから活躍の場がどんどん広がっていくということでもあると思います。
企業型DCは、企業・役職員のみなさん・そして私たち募集人それぞれの『未来』をともに創っていくための、意義ある仕組みです。
これまで保険だけではなかなかアプローチできなかった層や、企業の抱える経営課題に対しても話が及ぶようになり、お客様からの信頼が深まるのを日々実感しています。
「数字だけを追いかける営業」に限界を感じている方がいるなら——DCビジネスは、業界でのあり方を大きく変える可能性を秘めています。
私もまだ道の途中ではありますが、同じ志を持つ仲間をもっと増やし、より多くの人に企業型DCの価値提供を行っていきたいと考えています。