MEMBER INTERVIEW
損保とDCで、一人ひとり
「自分らしく」を応援したい
髙橋 佳 さん
活動エリア:宮城県
専門分野:損害保険・生命保険代理店
MEMBER INTERVIEW
髙橋 佳 さん
活動エリア:宮城県
専門分野:損害保険・生命保険代理店
私はもともと法人向けの生損保を取扱う保険代理店で募集人をしておりました。経営者の方とは深く話せても、従業員の方とはあいさつ程度で終わることも多く、もっと一人ひとりに寄り添いたいという思いがずっとありました。
そんな中、同業の仲間から「企業型DC(確定拠出年金)という制度がある」と教えてもらったのです。実際に自社の社員に説明をしてもらったとき、彼らの顔が一瞬で明るくなっていった光景を今でも覚えています。
「これなら社員の未来に本当に役立つ」と確信し、すぐに制度を導入しました。最初は自社の顧客にも紹介をしていましたが、DCコンサルタントとして直接サポートできないもどかしさが残り、それが資格取得を目指す大きなきっかけとなりました。
思い切ってDCコンサルタント養成研修に参加したときは、正直とても不安でした。IFA資格もなく投資に関する知識も浅かったため「自分にできるのか」と心配もしていました。
しかし、実際に研修をうけてみると、保険とは違い「未来をつくる」支援なのでとても楽しく学べました。また講師や先輩コンサルタントの方々が、自分の成功例や失敗例だけでなく、持っているいろいろな知識を惜しみなく共有してくださる姿勢も大きな励みになりました。
協会の仲間は皆、知識も意欲も高く、わからないことがあれば気軽に質問できます。その環境のおかげで、DCについてもっと深く学びたいと自然に思えるようになりました。
協会に入ってからは、活動の幅が大きく変わりました。
たとえば、DCの導入を迷っている企業に「協会に所属しているので、万一私に何かあっても全国の仲間がサポートすることが可能です」と伝えることにより安心していただけました。
また異業種交流会では「保険代理店」ではなく「DCコンサルタント」と自己紹介したことで興味をもっていただき、経営者様から直接依頼を受けたこともありました。
さらに印象的だったのは、大企業で10年以上もDCを放置していた方が、私のアドバイスで運用を始め、実際に資産が増えたことをとても喜んでくださったことです。
保険がリスクへの備えだとすれば、DCは未来を前向きに築く手助け。その両方を扱える強みが、信頼をさらに高めているのだと実感しています。
弊社のビジョンは「自分らしくを応援したい」です。企業型DCを伝えることで、従業員の方々が将来を前向きに考えられるようになり、その人らしい生き方を後押しできると感じています。
まだまだ日本では中小企業の多くが制度を導入していません。だからこそ「始めてみる」ことが大切だと思うのです。
協会には支え合う文化と教育体制が整っているので、一人で頑張る必要はありません。
私自身、損害保険から始まったキャリアが、今は「未来を築く支援」にまで広がっています。これからもDCを通じて、出会った方々の人生が少しでも明るくなるように活動を続けていきたいと思っています。
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